公開日:2019/03/20 最終更新日:2019/03/29
                                                                     
『毎月勤労統計の「共通事業所」の賃金の実質化をめぐる論点に係る検討会』って、なにを検討してるの?明石順平弁護士も参加
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ヒアリング区分名  賃金偽装問題
開催日  2019年03月20日 
動画リンク
https://www.pscp.tv/w/1ypJdOkjqNVGW
動画リンク(IWJさんが10分程度にまとめたもの)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/445155
出席議員(確認できる人のみ)
原口一博 山井和則 森ゆうこ 高橋千鶴子 大串博志
                                                           
概要
●【重要なメールが発覚】
「本来は従業員500人以上の事業所は全て調査しなければいけないのに、東京都内分は3分の1程度しか調査していなかった」ことは、今まではごく一部の人たちでしか共有していないとなっていた。ところが、『多くの人が当たり前のように共有』していたと思わせるメールが発覚。このメールは特別監査委員会に提出していないと厚労省。とすると、「組織的な隠蔽」になるのでは。

●厚労省が「毎月勤労統計の共通事業所の実質賃金を検討する検討会」の中間まとめが出た

1.ただ「実質賃金の伸び率」出してほしいだけなのに、いつの間にか「実質賃金の指数化」という話にすり替わっている。たしかにそれは難しい話だが、要望しているのは『伸び率』。すぐに出るし、いまもマイナス0.3%と出ている。うどんの話をしているのに、蕎麦の話にすり替わっているようなものだ。

2.この中間まとめは、統計委員会に報告、了承を得るのか?

3.統計委員会は既に「共通事業所を重視する」と結論を得ている。それをこの検討会が覆すのか?共通事業所には問題点があるが、それは統計委員会でも認識していた。それでも「重視する」結論に至った。さらに、その問題点は名目賃金にも全く同じことが言えるので、出さない理由にならない

4.検討会に、明石さんをわざわざ呼んでおいて、中間まとめに逆のことを書いてあるのは酷すぎる

5.検討会の中間まとめに書かれていることは、全て屋敷さん(厚労省の役人さん)がこれまでの野党合同ヒアリングで説明してきたこと。この検討会になんの意味があるのか?

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(どんなメンバーなのか調べてみた)

厚労省の毎月勤労統計の「共通事業所」の賃金の実質化をめぐる論点に係る検討会のページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-toukei_127023_00002.html

「検討会の構成員」
石原真三子さん  武蔵野大学経済学部教授
稲葉由之さん  明星大学経済学部教授
今野浩一郎さん  学習院大学名誉教授
神林龍さん  一橋大学経済研究所教授
樋田勉さん  獨協大学経済学部教授
野口晴子さん  早稲田大学政治経済学術院教授
山田久さん  日本総合研究所理事/主席研究員
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